タモリ 近江アナ卒業回で学生時代の大事故秘話明かす
NHKの近江友里恵アナウンサーの「ブラタモリ」(土曜、後7・30)最終回となる宮崎編が24日に放送された。近江アナは4月から、博多華丸・大吉とともに「あさイチ」(月~金曜、前8・15)の司会を務めるため、放送100回目の記念回となったこの日をもって番組を卒業する。
堀切峠にやってきた時、タモリは「ここか!」と何か重大なことを思い出した様子。「学生の時、バンドやってて、九州回ってた。宮崎で1日休みがあったんで、バンドの仲間と、3台レンタカーを借りてここ(堀切峠)に来た」と述懐。「(3台の)真ん中の車がスピードを出し過ぎて」カーブで事故を起こしたことを明かした。
車は「宙を舞って2回転して、右側の壁(崖)に激突したんですよ。車の方から崖に激突したんです」。大事故だったが、幸い、全員がかすり傷しか負っておらず、翌日、絆創膏を貼ってライブを行ったという。
タモリはバンド旅行(ツアー)の「責任者」だったといい、「よかったですよ」と大きなケガがなかったことを振り返った。
この日はその時以来の宮崎訪問。「50年ぶりにあそこ(カーブ)から先に行ける。ついに」と50年越しの堀切峠越えに感慨深げだった。
「ブラタモリ」は2015年4月から新シリーズとして現在の時間帯で放送されており、近江アナは桑子アナの後任として、16年4月から登場していた。後任は林田理沙アナで4月21日に初登場する。