近江アナ、涙で卒業報告 タモリ惜別「近江ちゃんは自然でいいよね」
NHKの近江友里恵アナウンサーの「ブラタモリ」(土曜、後7・30)最終回となる宮崎編が24日に放送された。近江アナは4月から、博多華丸・大吉とともに「あさイチ」(月~金曜、前8・15)の司会を務めるため、放送100回目の記念回となったこの日をもって番組を卒業する。エンディングではタモリに卒業を報告する場面があり、近江アナは涙を浮かべた。
エンディングロールが流れた後、画面は近江アナとタモリの砂浜でのツーショットに。近江アナが「ご報告がありまして…。実はきょうがブラタモリ最後で…あ~もう、泣けてきちゃった」と卒業を報告し、涙。タモリは「2年間か…早いね~」と近江アナが相棒を務めた2年間をしみじみと振り返った。
近江アナはハンカチで涙をおさえながら「あっという間でした」と思い出をかみしめるように話すと、タモリは「ご出世なさって。『あさイチ』の方にね」とジョークで笑わせた。
タモリは鼻水を手でぬぐい、「なんか、花粉が出てきたな…。別に泣いてるわけじゃない」と再び笑わせ、「近江ちゃんは自然でいいよね。興味ない時は、ふ~ん、って顔してる。それでいいんですよ」と愛すべきキャラクターを称えた。
純朴でのんびりとしたキャラクターの近江アナとのコンビは、視聴者にも好評だった。タモリは「ありがとうございました」と感謝して、頭を下げ、最後は笑顔で終わった。
「ブラタモリ」は2015年4月から新シリーズとして現在の時間帯で放送されており、近江アナは桑子アナの後任として、16年4月から登場していた。後任は林田理沙アナで初登場は4月21日。