志の輔「軽妙洒脱なきれいなお顔」 立川左談次さん通夜しめやかに

 立川左談次さんの通夜に参列した立川志の輔=都内
 立川左談次さんの遺影が置かれた祭壇=東京・町屋斎場
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 食道がんのため19日に死去した落語家・立川左談次さん(享年67)の通夜が25日、東京・町屋斎場でしめやかに営まれ、弟弟子の立川志の輔(64)、立川談春(51)、立川志らく(54)ら落語関係者450人が参列した。

 最後の対面を果たした志の輔は「いつもの軽妙洒脱(しゃだつ)な、きれいなお顔でした」とポツリ。16年のがん公表後も高座に上がったことを振り返り「声が出ないところ、スケッチブックを使い『サイレント落語だよ』と。ありがとうございました」と感謝していた。

 志らくは、今年の一門新年会で左談次さんは「後は頼んだよ」とあいさつしたと回想。「私もしゃべることができなくなっても上がります」と誓っていた。戒名はないという。

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