補佐人の熊田氏 ぶっちゃけ「HERO」のリーガルアドバイザーだった
衆院予算委員会は27日午後、学校法人「森友学園」に関する財務省の決裁文書改ざんを巡り、佐川宣寿前国税庁長官の証人喚問を実施した。佐川氏は「刑事訴追の恐れがある」と何度も発言するなど、56回も証言拒否。改ざんの経緯や動機、指示系統など核心部分の解明は進まなかった。財務省理財局長を務めていた昨年、学園との交渉記録を廃棄したと答弁したことに関し、ずさんだったと認め陳謝した。佐川氏の証人喚問では、元検事の熊田彰英弁護士(48)が補佐人を務めた。
熊田氏は、元SMAPの木村拓哉(45)が、異端な検事を務め、高視聴率を記録したフジテレビ系ドラマシリーズ「HERO」のリーガルアドバイザー(法律監修)を務めるなど、“補佐人”となった人物。この日は、佐川氏の斜め後ろに座り、時折小声で助言する場面があった。
14年に起きた、小渕優子元経済産業相の関連政治団体を巡る政治資金規正法違反事件では、小渕氏の元秘書(有罪確定)の主任弁護人に。16年、甘利明元経済再生担当相の現金授受疑惑や、日本歯科医師連盟の迂回(うかい)献金事件など政治家の関与が取り沙汰された事案の弁護も担っており、安倍政権の「御用達弁護士」ともいわれる。
熊田弁護士は1998年に検事任官。法務省刑事局や東京地検特捜部で勤務し、在韓日本大使館の1等書記官も務めた。法務省関係者によると、手堅い仕事ぶりと誠実な人柄で、上司や部下からも信頼されるタイプだったという。
2010年9月から所属した最高検では、元大阪地検特捜部長らが有罪となった証拠改ざん隠蔽(いんぺい)事件の公判を担当。その後、法務省大臣官房秘書課を最後に退官。14年に弁護士に転身した。
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