ミュージシャンのデーモン閣下が２７日深夜、ブログを更新し、ＮＨＫが２月２８日にＥテレにて放送した番組「ねこねこ日本史」第６４話において、デーモン閣下を直接連想させるキャラクターを無断で使用したことにＮＨＫに是正を求め、同局が２７日に謝罪したことについて「対応を評価している」と記した。

　デーモン閣下は「吾輩が前回、当ＷｅｂＲｏｃｋにて問題提起をした、ＮＨＫの番組『ねこねこ日本史』に関し、『ＮＨＫ公式』及び当該番組『製作委員会』のｗｅｂ頁に制作側のコメントが掲載された。以下、参照してくれたまえ」としてアドレスを掲載した。

　デーモン閣下は続けて「ちなみにｗｅｂでの掲載が２種類あるのは、当該番組の直接の制作はＮＨＫ本体ではなく　ＮＨＫから委託を受けた『製作委員会』によってである、という理由からである。吾輩が前回の書き込みで指摘した（現在は削除されている）画像や文言は、ＮＨＫ本体のｗｅｂ頁ではなく『製作委員会』のｗｅｂ頁のものであったことを吾輩は書き込み後に知ったのであるが、例えそうであったとしても、管理責任という点もふまえ、この度両者にてコメントが掲載された、ということである」と経緯も記した。

　また、「以上に掲載された文言どおり、番組制作側は今回の件を真摯に受け止めているとのことである。吾輩もこの対応を評価している」とし、「今回の件での反省点を生かし今後、吾輩に限らず、あらゆる同種の権限を侵さないことに留意した、配慮と誠意のある番組作りおよび番組宣伝、番組に関与する販売物の制作にいそしんでもらいたいと思っている」とＮＨＫに求めた。