井ノ原、あさイチロスとは言わないで ヤナギ-も「ロスと言ったらニューヨーク」
有働由美子アナウンサーと井ノ原快彦のコンビで8年間続いたNHK朝の情報番組「あさイチ」が30日、2人のコンビで最後の放送を終えた。番組には、4月からバトンを引き継ぐ博多華丸・大吉と近江友里恵アナウンサーを迎え、“引き継ぎの極意”をテーマにトーク。井ノ原は後任の3人へ「~ロスとかそういう時期は3日で忘れる」とアドバイス。柳澤秀夫解説員も「ロスって言ったらニューヨークって言うんだよ」とオヤジギャグ全開でエールを送った。
井ノ原は、有働アナから番組を変わることを伝えられた時のことを振り返り「どうします?続けて下さいねと言われたけど、その場で『ぼく、やめます。一緒にやってきたんだから』って言ったら柳澤さんも『なら俺もやめるわ』って」と、即決だったことを明かした。
「最初を思い返すと、今はいい番組ですと言ってもらっているが、最初はこてんぱんに言われた」と井ノ原が振り返り、有働アナも「FAXも、そんなネタやらないでとか、セットがNHKらしくないとか、あなたが出るから見たくないとか、いっぱい来た」と語った。
そして井ノ原は「厳しい御意見は有難かった。そのおかげで3人の絆が深まった」と感謝し、華丸大吉らに「最初、いろいろあると思うけど、3人で乗り越える事で先に続く」と実体験をもとにアドバイスを送った。
いきなり朝の顔が変わることで「習慣変わるとなんちゃらロスって言われる時期。難しいと思うが、3日で忘れる」とも助言。視聴者にも「視聴者の皆さん頑張りましょうよ」「ロスって言ったらそうだね、とかなるから、ここで挑戦してみましょう」と「有働ロス」「イノッチロス」などと言わないで前を向こうと提案した。
これに柳澤解説員も「ロスって言ったらニューヨークって言ってみるんだよ」と珍アドバイス。これには井ノ原も立ち上がって「いい加減にしろよ!最後の最後、言わせてもらうぞ」と柳澤解説員のオヤジギャグに魂の絶叫。有働アナも「子供も見てるからね」というと、井ノ原も「子供達も挑戦してみよう。ロスじゃなくてニューヨークだぞ」と呼びかけ華丸大吉も爆笑していた。