姉妹漫才師の「海原やすよ　ともこ」がこのほど、都内で行われたカンテレ「おかべろ」（土曜、後２・２７、関西ローカル）の収録に参加し、妹のやすよ（４２）が「芸人を辞めたいと言っていた時期もあった」と打ち明けた。

　現在では多くのレギュラー番組を持ち、売れっ子の２人。しかし、やすよは仕事がうまくいかず引退を考えていた時期もあったといい、「このままでいいのかなと悩み、芸人を辞めたいと言っていた時期もあった」と振り返った。姉のともこ（４６）も妹を気遣って仕事を断ることがあったというが、芸歴を重ねるごとにやすよは人見知りを徐々に克服。その過程で「芸人引退」の考えもなくなっていったという。

　芸歴２７年目を迎え、昨年は自身２度目となる上方漫才大賞を受賞。タレントのビートたけし（７１）からも腕前を評価されるなど、今や女性漫才師を代表する存在になった。

　今でも“面白いと思ったことをしゃべる”というスタイルを貫き通しているといい、「ネタは作らない」と話していた。