城島茂改め「島茂子」ソロデビュー TOKIO松岡と女装コラボ
TOKIOの城島茂(47)が扮(ふん)する女性歌手・島茂子が、5月16日発売のDVDシングル「戯言」でデビューを果たすことが30日、分かった。同楽曲は、TOKIOの松岡昌宏(41)が女装で家政夫を演じるテレビ朝日系人気ドラマ「家政夫のミタゾノ」(4月20日スタート。金曜、後11・15)の主題歌に決定。TOKIOメンバーによる“女装コラボ”が実現した。
パーマがかった髪と紫色のドレス姿で存在感を発揮する茂子が、まさかのデビューにこぎ着けた。「ミタゾノさんとのちょっとしたご縁」も重なり主題歌も担当。「大変幸せな巡り合わせ。島は本当に果報者」とかみしめるようにほほ笑んだ。
島茂子は、17年8月30日に発売したTOKIOの53枚目シングル「クモ」のカップリング曲「女の坂道」を歌唱。同年8月31日には都内でリサイタルを行い、2000人を集客した実績を持つ。
“曜日めくり”カレンダーも封入するデビュー曲「戯言」は、茂子の世界観を知ってもらうため、映像のあるDVDシングルに決めた。ドラマの世界観にも寄り添う歌詞作りにも挑み、5回も歌詞をすべて書き換え完成させた。
会心のデビュー曲に「胸に抱える痛みや哀しみを乗り越える強さを持ちたい…そういう想いを綴りました。素敵な歌謡ロックに仕上がり、感無量でございます」。手応えある楽曲で、ドラマを強力バックアップする。
本人名義以外でのソロデビューはTOKIOの中では、長瀬智也(39)に続く2人目。長瀬は01年に、フジテレビ系主演ドラマ「ムコ殿」で演じた歌手・桜庭裕一郎名義でシングル「ひとりぼっちのハブラシ」を歌い、話題を集めた。
長瀬に続く城島こと島茂子は、「桜前線北上のニュースが聞こえてくる今日この頃。島茂子、ほんの少し遅咲きではございますが、これからも日々精進してまいります」と活躍を誓っている。