坂口憲二難病公表 兄・征夫が「本人が一番シンドい…温かく見守って」

 芸能活動無期限休止を発表した坂口憲二
 鏡開きを行う坂口親子(左から)兄の征夫、父の征二相談役、坂口憲二=05年9月25日
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 俳優・坂口憲二(42)が難病「特発性大腿骨頭壊死症(とくはつせいだいたいこっとうえししょう)」のため、芸能活動を無期限休止することを公表した。衝撃は広がっており、兄でプロレスラーの坂口征夫(44)が1日、自身のツイッターで「温かく見守ってあげてください」とコメントを寄せた。

 坂口は2012年8月の初舞台「十三人の刺客」の期間中に右股関節の痛みを訴えた。その後も病院で診察を受けていたが、病名は分からず、15年3月に特発性-と診断され、手術を受けた。術後は一時的に車イスを使用する生活を送り、現在は半年に1回のペースで通院。日常生活での歩行は問題ないが、痛みも残っており、走ることは控えているという。

 兄の征夫は1日午後4時すぎ、ツイッターを投稿。「色々とあるみたいだけど、本人が一番シンドい思いをして、本人が一番辛い選択をしたんだと思う」と弟の胸中を代弁。「これからも温かく見守って行ってあげてください。」とコメントした。

 坂口は3月31日に所属事務所を通じた書面で「いつまた悪くなるかわからない状態でいざ仕事となったときに自分の力をセーブしながら続けるのも困難だと考え、この度の結論に至りました」と活動休止を決意したことを説明した。サーフィンが趣味で、逆三角形の体格、健康的なイメージも強かっただけに、ネット上では「ショック」「切ない」などと驚きの声とともに、回復を願う声、応援の声が広がっている。

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