たけし独立の引き金?軍団が声明文 「森社長の筆頭株主」「高額な役員報酬」
タレント・ビートたけし(71)が3月限りで退社した事務所「オフィス北野」所属のたけし軍団メンバーが1日夜、連名で声明文を発表した。タイトルは「報道されている、師匠・北野武氏の独立について」。たけしが独立した経緯などについて「たけし軍団の認識」を報告した。
声明文では「師匠(たけし)が知らない間に、森(昌行)社長が、何時の間にか、オフィス北野の筆頭株主になっていた」「会社の役員報酬の金額が師匠にとっては容認できない水準になっていた」と2つの事案を提示。「会社の財務を任せていた師匠の信頼に対する、完全な裏切り行為」と指摘している。
今年2月11日に都内のたけしの自宅で、たけし軍団のメンバー、森社長、公認会計士も出席して話し合いの場を設け、森社長が経営方針について謝罪。しかし、改善が遅々として進まなかったため、たけしが独立するに至ったという。最後に「師匠と弟子の関係、及び絆は、事務所を違えることになっても変わらず継続中である」と強調した。