らっきょ、熊本移住の影に事務所への不満も 森社長には電話を切られ「冷たいな」
たけし軍団の井手らっきょが3日、フジテレビ系「とくダネ!」で、1日から熊本に拠点を移したことについて、事務所が東京での仕事を積極的に展開してくれなかったことがあったことを認めた。
番組では熊本にいるらっきょを直撃。街を歩いても熊本の人から握手を求められるほど認知度は高い。らっきょは「震災が起きてからちょこちょここちらの番組に呼んでいただいて、それでいろんな番組に出させてもらって、(番組側から)もうちょっと熊本の番組出てくださいよと激励もらったので、なら熊本に住んじゃおうかなと。そういうノリで」と明るく話した。
だが、そう思えたのも、事務所のマネジメントへの不満があったから。「仕事を取れなかったのは芸人は自分の力がなかったってことなんで、誰も責めることはいけないんですけど、ただもうちょっとぼくだけじゃなく、ほかのタレントもプロモーションしてくれれば良かったのにというのはある」と、事務所が積極的にプロモーション活動をしてくれなかったことを訴え、「だからやっぱりそれで、熊本で頑張ろうという気になった」と語っだ。
この熊本移住について、らっきょは年末にたけしに報告。するとたけしは「え?それは悲しいだろう。レギュラーをもらうことはうれしいことだけど、非常に悲しい」と言ったという。だが、らっきょの意思が固いことを知ると「お前が熊本にいったら、俺ら全員で熊本の番組盛り上げに行くからよ。ギャラなんかいらねえからって仰っていただけて。めちゃめちゃうれしかった」と感謝。一部で熊本行きにたけしが激怒したとされる報道には「そんなことはない。逆です。励まされました。感激しました」と主張した。
だが一方の森昌行社長は「僕は社長に電話して、ちょとお話したいことがあるっていったときに社長は『いや、僕はそういう立場ではありませんから』って電話切られたんですよ。それが冷たいなって思ったんですよ。だってなんで話を聞いてくれないの?って」「社長ともう30年一緒なんです。なんで話を聞いてくれないの?って思った。冷たいよなって」と話を聞いてもらえなかったと訴えていた。