たけし独立騒動でダンカン、オフィス北野・森社長に「認めて謝ってください」
タレント・ビートたけし(71)の独立に端を発した、前所属事務所「オフィス北野」の内紛について、たけし軍団のダンカン(59)が3日、フジテレビ系「直撃LIVEグッディ!」で、森昌行社長(65)に「とにかくまず(告発の内容を)認めて謝ってくださいよ」と、メッセージを送った。
軍団は森氏がたけしの知らない間にオフィス北野の筆頭株主になっていたこと、社長や幹部、社員の給与が高額になっていたこと、オフィス北野が赤字転落していたことなどを今月1日、告発。森氏は告発に対し「極めて不本意」としている。
ダンカンは「不本意ですね。あの言葉(不本意)はショックだったし、あ然でしたね」と、森氏の「不本意」発言に同じ言葉を返した。
騒動の発端は会社が赤字を出したことだったといい、「会社が上の方(ほう)の方(かた)が莫大(ばくだい)な報酬をもらってる。かたや一生懸命苦労してる芸人が信じられないくらいの低水準の生活をしているっていう。それがすごく信じられない。そこで(たけしの)怒りがありまして」と、改めて説明。
「(マネジャーの)報酬みたら、俺のヘタしたら十倍もらってるじゃん!って話になって、衝撃的でした。こんなにマネジャーがお金もらってるんだったら、下の者(芸人)を育てるために出してやれよ、経費として」と、怒りをあらわにした。
また、今年、熊本に移住した軍団の井手らっきょ(58)も「マネジャーの年収ですね。は?っていうような。なんで20歳代で1000何百万円ももらえるの?」と、具体的な金額を挙げてスタッフの給与体系に疑問を呈した。
ダンカンはオフィス北野について「原点は殿と軍団のものに間違いなかったんですよね」と、会社が変質していったことを指摘していた。