水道橋博士 たけし独立騒動ネタに「新しい地図なのか、古い北野なのか」
たけし軍団のタレント・水道橋博士(55)が3日、都内で行われた、映画「ダンガル きっと、つよくなる」のイベントでトークショーを実施した。
師匠のビートたけし(71)が、3月いっぱいで所属事務所のオフィス北野を退社。その退社を巡り、1日にはたけし軍団の面々が同社の森昌行社長を糾弾する声明文をブログなどで発表しているが、一連の騒動について博士は「まだ着地点は見えない」と発言した。
イベントには「火消魂」と書かれたはんてんを着て登場。「光進丸だけじゃないんで…。大変に炎上しております。オフィス北野の水道橋博士です」と、1日に起こった歌手・加山雄三が所有する船の火災騒動も巻き込んであいさつした。
はんてんについては「1週間前に京都で買ったんですけど、まさかお披露目がここになるとは思わなかった」。さらに、映画のタイトルについても「僕には『ダンカン』にしか読めないですね」と、冒頭から騒動を思わせる過激トークを連発。オフィス北野を取り巻く現状を「『風雲!たけし城』ですからね。ある日突然、天守閣がないと気づくというね」と、独特の表現で語った。
締めくくりには、「応援よろしくお願いします」と映画のヒットを訴えたかと思いきや、「どうぞたけし軍団の応援をよろしくお願いします。新しい地図なのか、古い北野なのか、よくわかりません…」と、最後までオフィス北野ネタを展開した。
イベント後には報道陣の取材に対応。声明文については「たけし軍団一同総意で出しているので、火をつけたということは間違いない」と話した。声明文に記されていた、今年2月11日の森社長とたけしらの話し合いについては「(森社長から)謝罪はあった。土下座ではないです」と説明。さらに「たけしさんが言っているのは『フライデー事件の二の舞になるなよ』ということ」とたけしから軍団に贈られた言葉を明かした。
自身の立場については「軍団には1軍、2軍、3軍とあって、僕はもともと3軍」とし、「今回、殿に株を分けていただいた1軍の8人に入ってないので、当事者よりちょっと遠いとは思う」と、たけしから株を譲られたのは「1軍」メンバーの8人であることも明らかにした。