東国原、軍団VS森社長の騒動聞かれるも「訴追の恐れがあるので」
元宮崎県知事でタレントの東国原英夫が4日、TBS・CBC系「ゴゴスマ~Go Go Smile」で、ビートたけしの独立に端を発した騒動について「訴追の恐れがあるので」と元国税庁長官の佐川宣寿氏の証人喚問を意識したコメントを発し、核心部分に触れることはなかった。
番組では冒頭からたけしの独立問題と、軍団とオフィス北野の森昌行社長との一連の騒動について特集。06年までオフィス北野に所属していた東国原からも当然、内情を聞き出そうと、石井亮次アナウンサーも手を変え品を変えて質問した。
今回の騒動について、東国原は「内情については承知していましたので、これが社会、世間、マスコミに出たのが驚きでした」と、事務所が赤字転落していた事実などは知っていたと明かした。
だがその後、「政治情勢、経済は言いますけど、この問題は非常に慎重に」「生放送は取り返しがつかない」などとコメントし、慎重に言葉を選び出した。石井アナが「それはたけしさんにも、森社長にも恩義があるから?」と聞くと「そういうことです」と認めた。
それでも石井アナは議論を進め、オフィス北野が赤字に転落したことを東国原に尋ねるも「訴追の恐れがあるので」と核心には触れず。「常識的にはおかしいですよ。師匠の仕事量、収入考えたら赤字になるはずがない」とし、「一般論として、必要経費を使えば赤字になることはあるが、収入と支出がほとんど同じという年が続いているのに、この年だけ赤字というのはおかしいとは思う」とだけ語った。
その後も、核心に触れる質問には「訴追の恐れがあるので」とはぐらかし、スタジオも苦笑い。ただ森社長についてはテレビに力を入れた1期、映画に力を入れた2期、2000年代後半の3期に分かれると説明し、「1期、2期に限れば、森さんは非常に誠実で非常に仕事熱心な方と承知しています」とコメント。だが肝心の3期について聞かれると「それも訴追の恐れがあるので」と語り、煙に巻いていた。