俳優・内田稔さんが死去 91歳 大河ドラマ常連
俳優の内田稔さんが2日、肺炎で亡くなったことが5日、分かった。91歳。所属する劇団昴が発表した。葬儀は近親者のみですでに済ませた。喪主は姪の夫である内田博雄氏。
内田さんは岡山県倉敷市出身。文学座を経て1976年から劇団昴に在籍。シェイクスピア作品の他「クリスマス・キャロル」「八月の鯨」など多数の舞台に出演した。90年「チャリング・クロス街84番地」で紀伊國屋演劇賞を受賞した。
またテレビ、映画などでも活躍。特にNHK大河ドラマは「花の生涯」「黄金の日々」「草燃える」「おんな太閤記」など数多くの出演していた。
また「太陽にほえろ」「Gメン’75」「特捜最前線」などの刑事ドラマにも多数出演。映画ではヘンリー・フォンダの吹き替えなどを務めた。