やく氏、土俵に大量の塩の理由は女性ではなく市長 SNS発信者にも「学べ!」
時津風部屋暴行事件の際に再発防止検討委員会の外部委員も務めた漫画家のやくみつる氏が6日、フジテレビ系「とくダネ!」に生出演し、舞鶴市長が倒れ、土俵に女性が救命救急のために上がり、その後大量の塩がまかれたとされる件に言及。ケガ人などが出た後に塩をまくのは珍しいことではないとし、SNSで発信した人へ「学べ!」と訴えた。
番組では、大相撲舞鶴巡業中に舞鶴市長が土俵上で倒れたため、複数の女性が心臓マッサージなどを行うために土俵にあがったが、土俵から降りるようにアナウンスがあった騒動を特集。さらに救護の後、土俵に大量の塩がまかれたことも伝えた。
この塩がまかれたことについて、女性が土俵に上がったからなのか、市長が倒れたからなのか、議論を呼んでいるが、これにやく氏は「一緒くたにし過ぎ」とバッサリ。「日頃、相撲を見ている人であれば、ケガの時など塩をまくのは見慣れた光景。珍しいことじゃない」と語り、塩をまいたのは女性が土俵に上がったからではなく、市長が倒れたからだと説明した。
そして「こんな人までが、鬼の首を取ったかのようにSNSで発信するなと思う。学べ。学んでからにしろと思う」と怒りをにじませていた。