神戸で開催のジブリ展、高畑勲監督の追悼イベント予定なし
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「火垂るの墓」「アルプスの少女ハイジ」など、日本のアニメーションをけん引した高畑勲氏が5日、都内の病院で肺がんのため亡くなった。82歳。三重県出身。通夜および葬儀は近親者のみで執り行い、5月15日に故人とのお別れの会を行う。スタジオジブリが発表した。
この日、スタジオジブリは神戸市・兵庫県立美術館で7日開幕の特別展「ジブリの大博覧会~ナウシカからマーニーまで~」(7月1日まで)のプロデューサー・青木貴之氏(33)による説明会を行ったが、関係者からは「高畑さんの死去に関しては、ホームページの発表以外に広報できることはありません」とアナウンスされた。今回の特別展では高畑氏を追悼する特設スポットや記帳所などを設置する予定はないという。
特別展では、高畑氏が監督した作品を含め約3000点の資料やポスター画などが展示されている。