作曲家・久石譲氏、高畑監督の死に無念「もっと作っていただきたかった」

 「火垂るの墓」などで知られる世界的なアニメ映画監督の高畑勲さんが肺がんのため5日、82歳で亡くなったことを受けて6日、スタジオジブリ作品の音楽を数多く手がけてきた作曲家、編曲家の久石譲氏が追悼のコメントを発表した。

 久石氏は「誠に残念です。かぐや姫の物語が遺作になるとは思っていませんでした。もっと作っていただきかった」と、無念さをにじませた。

 「僕のコンサートにもいつも来て頂いて、クラシックや現代の音楽にも深い見識のある方でした。心から御冥福をお祈り申し上げます」と偲んだ。

 高畑さんと久石氏は、高畑さんの盟友・宮崎駿監督のアニメ映画「風の谷のナウシカ」(1984年)など宮崎作品のプロデューサーと作曲家という関係が主軸だったが、2013年に発表された高畑監督作品「かぐや姫の物語」で久石氏が音楽を担当、本格的なコンビを組んでいた。

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