加藤貴子 赤ちゃんを抱いてる方に嫉妬した…妊活中に大変だったことを振り返る
女優の加藤貴子(47)が8日、都内で、初著書「大人の授かりBOOK」(ワニブックス)の発売記念イベントを行った。昨年7月に第2子となる次男を出産後、イベントは初となった。不妊治療を経て44歳、46歳で子宝に恵まれた加藤は「妊活しかり、出産しかり、普段のストレスがものすごく障害になると感じた。その軽減へ向けた自分との付き合い方や内面での対峙(たいじ)か、経験を書かせていただいた」と話した。
妊活中に大変だったことを聞かれると、「赤ちゃんを抱いてる方をうらやましく思った。嫉妬心を抱く自分との対峙が難しかった。嫉妬する人はかっこ悪い、美しくないと思ってたので、わき上がってくる感情に対処できなかった。(だから)辛いことをなかったことにするのをやめた」と告白。「妊活中に自分を裁くことはあってもほめることはなかったから、通院したら大したもの。副作用に耐えたら大したもの。妊活に失敗しても、ドクターの説明を泣かずに聞けたら(自分を)ほめてあげた。辛いときに笑ってることが強い女性でかっこいいと思ってたけど、弱い部分を認めて、正面から自分と向き合える方がすてきな女性になれると思った」と振り返った。
苦労した後にもうけた我が子については「スキンシップをできることが気持ちいい。無条件に愛すし、愛してくれる」と笑顔を見せた。2人目の誕生で、「一気に4人くらい子供が増えたよう」と育児は大変な様子。「『(子供に寝るとき)きょうも怒りん坊母ちゃんだったね』と言われる」と苦笑しつつ、「毎日充実してます」と目を輝かせていた。