平壌マラソンに外国人600人 日本人6人も

 北朝鮮の首都平壌で8日、毎年恒例の国際マラソン大会が開かれた。日本人6人を含め中国や英国、ドイツなど54カ国から600人近くの外国人も参加、沿道の声援を受けながら市内を走り抜けた。

 外国人市民ランナーの受け入れは2014年から始まり、昨年は約1100人が参加したが、今年は半減した。国際的な制裁ムードや、米国が昨年9月に講じた北朝鮮への渡航禁止措置などが影響したとみられる。

 大会は故金日成主席の生誕記念日(4月15日)の祝賀行事の一環。フルマラソン、ハーフ、10キロ、5キロの4種目が行われた。スタート地点の金日成競技場で開かれた開幕式には、崔輝国家体育指導委員長や金日国体育相が出席した。

 日本政府は独自制裁の一環として、国民に北朝鮮への渡航自粛を要請している。

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