オフィス北野・森社長がFAX 今後は軍団と新体制構築で合意
ビートたけしの独立に端を発したたけし軍団とオフィス北野の森昌行社長の対立騒動について9日、森昌行社長が報道各社にFAXを送信し、森社長が引き続き代表取締役として事務所を続け、たけし軍団がそれに協力し、今後オフィス北野の新体制構築を行っていくことで合意したと発表した。
FAXには経緯として、5日にガダルカナル・タカから森社長に電話があり「軍団全員の意思として、今回の軍団の声明文は社長と軍団の対立を目的としたものではなかった。この騒動がエスカレートとすることを望んではいない。たけしさんにも迷惑かけたくない。事態収拾のための話し合いに応じて貰えないか」との連絡を受けたという。
森社長は軍団全員が「私や従業員のネガティブキャンペーンに充当するようなことはしない」「今後の問題点などは冷静な話し合いで解決する」「会社経営状況などは外部に漏らさない」などの基本的条件を受け入れると確認したことから、タカを代表として幾度かの話し合いを続け、森社長の代表取締役継続と、軍団の協力で事務所の新体制を作っていくことが合意されたという。
森社長はFAXで、事務所の建て直しは「決して容易なものではなく、かなり困難なものになると予想しております」とコメント。また、森社長の経営方針がたけしに理解を得られないまま「そこから生じた不信感の数々によってたけしさんが独立された事実を振り返り、組織運営の責任者・代表取締役としてたけしさんに謝罪すると同時にそこから得た教訓をバネとして真摯に予想される諸問題に向き合っていきたいと思います」とした。