林家木久扇 可朝さん渋谷で倒れた…ハチャメチャな人で家が全焼したことも
落語家の月亭可朝(本名・鈴木傑=すずき・まさる)さんが、3月28日に急性肺線維症のために兵庫県内の病院で亡くなっていたことが9日、分かった。80歳だった。可朝さんと親交の深かった落語家の林家木久扇(80)は同日、デイリースポーツの取材に応じ、故人をしのんだ。
木久扇は「僕と可朝さんは芸歴も同じぐらいで、可朝さんの方が早く売れたから、大阪でご一緒したらよくごちそうしてくれた」としみじみ。「ハチャメチャな人で、家の2階で仏壇のろうそくに火をつけて、1階で食事してたら、家が全焼しちゃったとか…」とエピソードを語った。
可朝さんとは昨年11月24日、東京・渋谷で行われた落語会にともに出演したのが最後の面会だったという。その際、可朝さんはギターを持ち、高座でヒット曲「嘆きのボイン」を歌おうとしたところ、仰向けに倒れたため、高座に腰掛けて歌ったことも明かした。
木久扇は「その時は歩き方も少し変で、『腰が痛いんやけど、ええ医者おれへんかな?』って言ってました。打ち上げでも、飲んべえだった人がビールを少し飲んだだけで…。昔を知っているので、変わっちゃったなと思いましたね」と述懐。「先立たれてしまいましたけど、売れに売れて、好きなことをたくさんやって亡くなったので、いい人生だったんじゃないでしょうか。『お疲れさま』と伝えたいです」と話した。
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