渡瀬マキが機能性発声障害を公表 「まだ歌唱できるまでには至らず」事務所説明

 人気バンドLINDBERGが11日、所属事務所の公式HPで、ボーカルの渡瀬マキが「機能性発声障害」と診断されたことを公表した。バンドは来年4月でデビュー30周年を迎えるが、SNSなどでファンから心配の声が相次いでいたことから、発表に踏み切った。しばらくは治療に専念する。

 渡瀬はHPでファンに向けてのメッセージを発表。昨年から体調不良を訴えており「段々と体が弱っていき、いつも苦しくて、何も楽しめなくなってしまい、眠れない食べれない頭痛、吐き気の日々が続きました」と、苦しんだ日々を振り返った。

 そして「喉にも違和感を感じ始め、ふとした何気ない会話も苦痛になってしまいました。その後も喋ろうとすればするほど声が出ない事が続き」と、ついに喉にも変調を感じ、さまざまな病院で診察を受けた結果「機能性発声障害」と診断されたと打ち明けた。

 現在は医師と相談しながら治療しており「昨年から比べたらとても良くなってきています」と回復傾向であるとし「散歩の距離も長くなり、家で軽い筋トレも始めました」と体力も徐々にについてきたと報告。

 来年はデビュー30周年という節目を迎えるが「『早く治せるように頑張ります』と書くことはやめておきますね。とにかく、焦らずに頑張らずに、きちんと治療をすることが今、私に出来る最善の事だと考えるようにしています」と、しっかり治療することを約束。最後にはファンへ向けて「どうぞ自分を大切にしてあげてね!元気でいてね!会える日を楽しみにしてるね!」と結んだ。

 事務所によると、渡瀬はファンに心配をかけたくないという思いから、病気に関して報告をしなかったというが、SNSなどで心配の声が挙がっていることから、何も知らせないことで逆に余計な心配をかけてしまうと発表に踏み切ったという。体調は回復傾向ではあるものの「まだ歌唱ができるまでには至って居らず、LINDBERGとしてのクオリティを保てるパフォーマンス披露はまだ難しいと判断しております」と渡瀬の現状を説明した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス