吉田羊、東京のギスギス「赤ちゃんに舌打ち、道開けない人」隣人に優しくなって
女優・吉田羊(年齢非公表)が、15日放送のフジテレビ系特番「○○発東京行き 2018春」(後4・05)の収録に参加。高速バスで上京する人をテーマにした番組でナレーションを担当し、収録後に自身もデビュー前に故郷福岡から高速バスで15時間かけて上京したと明かした。
吉田は「私の上京もまさに高速バスだったんです。福岡の天神駅から東京行きのバスが午後5時に出て、翌日の朝8時に新宿駅の西口に着くんです」と回顧。東京到着後に新宿の電話ボックスから実家の母親に電話したといい「母が『もう家に帰ってこないと思うと涙が出たよ』って言うのを聞きながら、電話ボックスで号泣した記憶があります」と振り返った。
東京を「努力をすれば報われる場所だと思います」と話す一方で「電車で泣いてる赤ちゃんに舌打ちしてる人とか、道を開けない人とか、東京の悪い部分、ギスギスした部分、冷たい部分が目に付くことがあるんです」と提起。そのうえで「東京で暮らす人達は故郷を背負ってる。今回番組に出てきた人たちを見て、皆いろんな事情があって東京にいるんだなと、ちょっと隣人に優しくしようかなという気持ちになってもらえたらいいなと思います」と語った。