村上信五、渋谷の脱退&退所に「何でや」「嫌や」 説得も決意変わらず受け入れ
7人組グループ・関ジャニ∞の渋谷すばる(36)が音楽を学ぶため海外に留学することを理由に2018年12月31日付けでジャニーズ事務所を退所することを15日、発表した。この日、メンバーと共に都内で会見を開いた。慰留を続けてきた各メンバーも戸惑いや疑問といった様々な思いを抱えながら、最終的には渋谷の背中を押すことにしたと思いを語った。
会見には、渋谷を含め、自宅で転倒したため背中を打撲したという安田章大以外の6人が出席した。渋谷は「すべて自分自身の責任で今後の人生を音楽で全うするべく、海外で音楽を学び、今後、さらに自分の音楽というものを深く追求していきたいと思いました」、とグループ脱退と事務所退所の理由を説明したが、メンバーも「それは関ジャニ∞を辞めなければできないことか」という疑問を持ったという。
渋谷の決意を聞いた時、村上信五は「第一声は『何でや』でしたけどね。そりゃ。(頭が)追いついていかないですし、ちょろっと聞いて、『それは嫌や』ですよね」と否定的なリアクションを取ったと明かした。大倉忠義も「それ(音楽)は日本にいて勉強できるんじゃないか」という疑問を抱いたと会見の席上で語った。報道陣から、「関ジャニ∞にいるままではできないのか」、「なぜ決断したのか」、「きっかけは」という質問が相次いだことを受け、「皆さんと同じことを僕らも聞いた」と各メンバーも口にした。
ただ、「中途半端にはできない」という渋谷の意志が揺るがず、メンバーも決断を受け入れることに決めたという。村上は「すばるがジャニーズにいた21年は僕らの21年でもあります。そこで彼が下した決断は、いち男としての決断なんだなと」と渋谷の思いをくんだ。当初は会見に出たくない気持ちもあったという大倉は「7人で夢を追いかけていきたかったですけど、すばる君がそういう夢を持ったのであれば、応援するべきなのかな」と胸中を語った。
渋谷は7月15日に札幌ドームから始まる5大ドームツアーには参加しないが、正式な脱退日は未定。8人組で始まった関ジャニ∞のメンバー脱退は06年の内博貴(31)以来、2人目。5月30日発売予定のベストアルバム「GR8EST(グレイテスト)」が7人体制では最後のリリースとなる。