関ジャニ渋谷【脱退&退所会見2】ジャニーズでの21年「一生の誇り」
7人組グループ・関ジャニ∞の渋谷すばる(36)が音楽を追求するため海外に留学することを理由にグループを脱退し、2018年12月31日付けでジャニーズ事務所を退所することを15日、発表した。この日、メンバーと共に都内で会見を開いた。ジャニーズ事務所に15歳から約21年間所属してきたことに感謝し「一生の誇り」と胸に刻んで新天地に向かうと決意を語った。以下、一問一答の要旨【その2】
-メンバーにはどう説明されたか。
渋谷「今まで、音楽が好きで活動してきて、年齢的なことも考えて、残りの人生はいちから学んでやっていきたいという意志が固まったので留学させてもらいたいと伝えました」
-メンバーの今日の発言を聞いての思いは。
渋谷「感謝しかないですね。感謝と本当に申し訳なさと。どんな理由があれ、どんな自分の決断だとしても、迷惑をかけてしまうことは間違いないことなので。そこに関してはただただ申し訳ない気持ちしかないんですが。にも関わらず、頑張ってこいよという気持ちが感じ取れたので、感謝しかないです」
-ジャニーズ事務所での21年間を振り返って、思うことは。
渋谷「本当に良かったなと思っています。いろんな経験をさせていただきましたし。15歳という年齢からも21年間と多感な時期もそうですし、そういう時間をジャニーズというところでいろんな仕事をさせていただく中で、自分という人間がつくられてきたので、感謝しかないですし、今後の人生をジャニーズというところで21年間、関ジャニ∞というグループで活動させていただけたことは一生の誇りだと思うので、感謝と誇りを胸に頑張っていきたいと思います」
-しんどかったことは。
渋谷「楽しいことしかなかったですね。それは1人じゃなかったですから。ありがたいことに仲間がずっといてくれたので。誰かがつらそうな時は助け合えてきたので。大阪から一緒に出てきたということもあり、絆の深い仲間というのがあり。つらいというよりも助け合えたり楽しい時間がほとんどでした」
-海外のどこに、どんなジャンルの音楽を。
渋谷「それはこれから。いろんなところがあると思うので。語学も同時に…含めて学びたいと思っていて」
-自身が描く将来像は。
渋谷「音楽を学びながら、自分の音楽表現は変わらないかもしれないですけど、自分の中から出てくるものを音楽として形にしていけたらと思っています」
-ジャニー喜多川社長には。
渋谷「直接電話をさせていただきまして、今回このような決断をしますとお伝えいたしました」
-どんな話を。
渋谷「今回、この決断をしましたという経緯といいますか、こういう風に決めましたということと、今まで育てていただいた感謝をお伝えしました」
-ジャニーさんからの言葉は。
渋谷「決めた以上は応援するしかないので頑張りなさいという言葉をいただきました」
-今後のツアーの意気込みは。(村上が代表して回答)
村上「曲をどうするか、セットリストのことも含めてですけど。すばるが歌ってたところをどうするかがまず最初の課題になりますけれども。そこで、僕とかヨコ(横山)が歌った時に笑われないようにしなきゃいけないですし。これからの表現の一つになってきますから、そこは僕らなりにベストを尽くして、考えた上で、皆さんに届けた時にきちんと6人でもやっていけるんだなという姿を提示できるのが最善かなと思っています」
-ジャニーズ事務所の先輩に影響を受けたり相談をしたことは。
渋谷「両方、まったくないです」
-1人で決めた。
渋谷「そうです」
-目標とする先輩は。
渋谷「特にないです。自分たちの音楽表現で、ちょっとでもお伝えしていけたらなと思いますけど。(事務所に)目標にする人がいたら多分、僕、辞めていないと思います」