渋谷すばる（３６）が今年１２月３１日をもって関ジャニ∞を脱退することを発表してから一夜明けた１６日、ケガで欠席した安田章大（３３）以外のメンバー６人で会見を行った理由が明らかになった。横山裕（３６）がフリーアナウンサー・宮根誠司に電話で明かしたもの。

　横山は１５日の会見で、涙。「今日という日が来ないでほしいという思いでいっぱいでした」と声を震わせ涙していた。

　宮根は１６日、読売テレビ「情報ライブ　ミヤネ屋」に出演し、横山の憔悴ぶりが心配になり、電話したことを報告。脱退会見を全員で行った理由について聞くと、横山は「全部ファンのみなさんに正直にしゃべろうな、と（メンバーで決めた）。みんなでファンの皆さんにお伝えする」と７人全員で決めたことを明かしたという。脱退するメンバーについてほかのメンバーが同席して会見するのはジャニーズ史上初めての出来事だった。

　結成から１５年半、支え続けてくれたエイター（関ジャニのファンのこと）のために、これまでの経緯や、それぞれの偽らざる心境を伝えることを決めたメンバー。全員が紺色のスーツでのぞんだ都内ホテルでの会見では、脱退の決意を固めた渋谷に「何でや」「イヤや」と思いをぶつけ、全員で２度、話し合いの場を持ち、引き留めもしたが、最終的には渋谷の決断を後押しすることを決めたことなどが説明された。