マツコ セクハラ報道一色のマスコミに苦言「もっと重要な案件がある」
マツコ・デラックスが16日、TOKYO MX「5時に夢中!」に出演。財務省のトップ、福田淳一事務次官が複数の女性記者にセクハラ発言を行っていたと12日発売の週刊新潮で報じられた問題について、ワイドショーやニュース番組などマスコミがこの問題一色になっていることに苦言を呈した。
福田氏側は同日、「女性記者との間でこのようなやりとりをしたことはない」とセクハラを否定。報道に対し、名誉毀損で提訴の準備を進めていることを公表した。
マツコは「(今回のセクハラ報道は)問題は問題なんだけど、財務省をとりまくもっと重要な案件がある、もっと大事なナンチャラ学園とかあるじゃない。そういう時にこういう問題が出てくると、そっちがうやむやになっちゃう。日本を取り巻くなんとかハラスメントブームの中で、ナンチャラ学園(追及)を休んでまで、これを大盛り上がりしてるのは、とっても稚拙な感じがします」「あくまでも被害に遭われた女性と事務次官の問題」と森友学園など大きな問題がある中で、セクハラ報道一色で盛り上がるマスコミの姿勢に疑問を呈した。