猿之助 事故の真相を告白 数センチずれていたら「首が飛んでた」
歌舞伎俳優・市川猿之助が18日、フジテレビで放送された「梅沢富美男がズバッと聞きます!」に出演。昨年10月、公演中に左腕を開放骨折する重傷を負ったが、この時、あと数センチずれていたら、「首が飛んでた」と告白した。
猿之助は昨年10月、主演のスーパー歌舞伎2(セカンド)「ワンピース」の東京公演中、「すっぽん」と呼ばれる舞台せりの昇降機に衣装がはさまり、左腕を骨折するなどの大けがを負った。今月1日に開幕した大阪・松竹座公演で主人公・ルフィ役に復帰している。
この日の番組では、梅沢が旧知の猿之助にインタビュー。事故の瞬間について「衣装がグッとはさまって、首が絞まった状態で。あとちょっといったら、首が飛んでた」と明かした。
一瞬、腕がもがれたと思い、「お坊さんになろう、出家しよう」という思いがよぎったというが、「そしたら、腕がついてた。あ、これは役者やれ、ってことだから、(けがも)治していただけるかな、と(思った)」と恐ろしい事故の瞬間を振り返っていた。