NHK大河、明智光秀「麒麟がくる」…「麒麟」の意味は?

 NHKは19日、都内で2020年放送の大河ドラマの発表会見を行った。作品は戦国武将、明智光秀を主人公にした「麒麟がくる」で、主演を長谷川博己が務めることを発表した。

 タイトルにある空想上の獣である「麒麟」について、制作側は企画意図で「王が仁のある政治を行うときに必ず現れるという聖なる獣」と説明。作品で描かれ、光秀が生きた時代には「応仁の乱後の荒廃した世の中を立て直し、民を飢えや戦乱の苦しみから解放してくれるのは、誰なのか、そして、麒麟はいつ、来るのか?」と、麒麟の出現が待ち望まれる時代であったとした。

 作品では、資料がほとんど残っておらず、謎に包まれる光秀の前半生にもスポットを当て、光秀の生涯を中心に、戦国の英雄達の運命の行く末を描く。私怨によって本能寺で信長を討った謀反人のイメージを覆す、勇猛果敢で理知的な人物として描くという。

 会見で無数のフラッシュを浴びながら長谷川は「感動してます。まだ実感がわかなかったですけど、写真を撮られて今、すごいことを引き受けたと実感しています」と緊張した面持ちで語った。

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