海老蔵長男・勸玄君「歌舞伎の道に進みたい」と堂々宣言…祖母は涙
歌舞伎俳優・市川海老蔵(40)が20日、成田屋ゆかりの千葉・成田山の開基1080年を記念したお練りに参加した。長男の堀越勸玄君(5)がマイクを握り、「歌舞伎の道に進みたい」と歌舞伎俳優の道に進むことを宣言するサプライズもあった。
勸玄君は2015年10月、初お目見え公演の製作発表に出席した際、「大きくなったら何になりたい?」と聞かれ、「王子様」と即答。海老蔵を苦笑いさせていた。昨年3月の幼稚園のお誕生会でも将来の夢を「王子様」と答えたことを、亡き母・麻央さんがブログで明かしていた。今年3月のお誕生会では「ケーキ屋さん」と答えたことを海老蔵がブログで伝えていた。
この日、海老蔵とともにお練りに参加した勸玄君には、沿道に集まったファンから「成田屋!」の声が飛んだ。お練りを終えて本堂に到着した海老蔵は「父、私、せがれの代まで末永くよろしくお願いします」とあいさつすると、勸玄君にもマイクを渡すサプライズ。勸玄君は「堀越勸玄です。歌舞伎の道に進みたいと思います。これからもどうぞよろしくお願いいたします」と歌舞伎俳優の道を歩むことを宣言し、大きな拍手を浴びた。
横から見守った海老蔵の母・堀越希実子さんは、たくましい孫の歌舞伎俳優宣言に涙を見せた。
成田山新勝寺は、子宝に恵まれなかった初代市川團十郎が不動明王に参詣し、2代目をもうけた逸話があり、市川家とは300年以上の縁。屋号の「成田屋」も成田山に由来する。