小倉一郎 4度目妻とTV出演 33歳で家族全員失う壮絶人生が明らかに
俳優・小倉一郎(66)が20日、TBSで放送された「爆報!THEフライデー」に、昨年、4度目の結婚をした妻・まきさん(61)と出演。結婚、離婚を繰り返した人生を振り返るとともに、33歳までに家族全員を亡くした壮絶な生い立ちが明かされた。
小倉は1973年、作品で共演した4歳下の元タレントと最初の結婚。一目ぼれで、「ビビッときた。直感型ですね」と振り返ったが、わずか3カ月で離婚。当時、“結婚80日の超スピード離婚”と話題になった。
77年には、先輩俳優だった奥田瑛二のマネジャーと結婚。4人の子供に恵まれたが、結婚23年目、99年に離婚した。
3度目の結婚は2006年。ライブを見に行った歌手・谷ちえ子に一目ぼれ。2回目のデートでプロポーズし、出会って3カ月でスピード婚。披露宴には中村雅俊らが出席するなど盛大だったが、この結婚生活も9年で破綻した。
その約1年後。40年前に1年ほど交際していた元恋人、まきさんとフェイスブックがきっかけで再会し、交際がスタート。まきさんが母親と住む自宅マンションに小倉が転がり込み、結婚した。
なぜ小倉はこれほど結婚と離婚を繰り返すのか。番組では、4人きょうだいの末っ子として生まれた小倉が生後1週間の時、母親が亡くなったこと、幼い頃、4歳上の双子の兄2人が水の事故で死亡したこと、2歳上の姉が脳腫瘍のため18歳の若さで亡くなったことなどが明かされた。
6人家族は父と小倉と2人だけに。しかし、84年、小倉が33歳の時、父親は車にはねられて死亡。家族を全員失った。
小倉は、結婚を繰り返す理由を聞かれ、「家族ワイワイというか、家庭が欲しかった」と語り、「孫が5人もいます。ランドセル贈ったり、入学式にも出席して…」と今の生活に満足していることを伝えていた。