KAT-TUN充電終了!約束の地・東京ドームから本格再始動「結束力見て」
ジャニーズの3人組・KAT-TUNが20日、東京ドーム公演初日を迎え、本格再始動した。16年5月1日の同所での公演後に充電に入り、約2年を経てのがい旋。ファン5万5000人を前に30曲を披露し、8月から23公演25万7000人動員の全国ツアー開催も発表した。過去にメンバー脱退を3回経験した3人は、関ジャニ∞の渋谷すばる(36)のニュースを聞き、「グループって、当たり前じゃない」と改めて互いの存在の重みを実感していた。
フル充電した3人のKAT-TUNが東京ドームに帰ってきた。
海賊船をモチーフにしたステージに立った上田竜也(34)が「出航だー」と叫び、中丸雄一(34)が「完全に充電期間を終了としまーす」と宣言した。亀梨和也(32)が「思い切り愛し合おうぜ!」と呼びかけると、超満員のハイフン(ファンの愛称)が大歓声で応えた。
ソロ活動を経ての再集結。1月1日のジャニーズカウントダウンライブで再始動を明らかにした後は、3月22日のデビュー12周年記念日にイベントを行い、完全出航に向けた準備を整えた。
あの日、再会を約束した東京ドーム。がい旋公演のロゴは、3人の折れない絆を示す3本の矢をモチーフにした。「結束力を見てほしい」という上田の言葉通り、デビュー曲の3人版「Real Face♯2」や3人での初シングル「Ask Yourself」などでチームワークを示した。
終盤には上田が、「皆さんとこの景色を見られて幸せ。15周年で素晴らしい景色を皆さんと見たい」と瞳を潤ませる場面も。亀梨は「感慨深い。そばに居て」と待っていてくれたファンに感謝した。
デビュー時6人だったグループは3人となったが、絆はさらに深くなった。関ジャニ∞の渋谷脱退を聞き、胸を痛めた。亀梨は「グループって当たり前じゃない。各メンバーの思いがある中で成立していると、改めて感じて僕らもステージ(に立っている)」としみじみ。「チームワークがすごい関ジャニ∞さんもツアーで何か感じる時間になるかな、と客観的にみています」と6人体制にも期待した。
8月には福岡から全国ツアーを開始する。3人は絆を手に再び航海に出た。