松村邦洋 たけしになりきり、もりかけ&オフィス北野は「アウトレイジ」
タレントの松村邦洋(50)が23日、都内で行われた映画「アウトレイジ最終章」のブルーレイ&DVD発売直前!特別CM公開アフレコ収録に参加した。松村は期待通り、同作の北野武監督(71)のまねで登場し、「森友、加計、オフィス北野の問題も含めてアウトレイジと変わらない。要は拳銃を持ってるか、持ってないかの違いだと思います」とコメント。「アウトレイジは終わりですか?」と聞かれると、「とりあえず『アウトレイジ最終章2』を作ろうと思う。その後、3、4といって、最終的に48までやりたい」と北野監督になりきったまま回答した。
「『スクール・ウォーズ』に平山役で出ていた四方堂亘さんが出ているので、マニアックな人は見てほしい」という今作は計16回、劇場で鑑賞したという。朝のラジオ体操後、朝食を摂ってから東京・新宿歌舞伎町の映画館で見るパターンで「受付の女性が北野さんだった」と豆知識も披露。鑑賞中にトイレに立って戻った際、「でんでんさんも出てたのかな」と思ったら菅田将暉主演の「あゝ、荒野」の上映スクリーンに間違って入っていたと笑わせた。
「アウトレイジを見ていると、いい人のふりして近づいてくる人が信用できなくなる。(あとは)戦国大名みたいに領土の争いで、自分以外はみんな敵」とマジメな感想も。メモを取りながら鑑賞するというだけに、「原田泰造君が47歳なのに、大杉漣さんから『生きのいい若手』と言われていた。アウトレイジ高齢化ですね」と細かい点を指摘し、「最終章2から続けた後は、『アウトレイジやすらぎの郷』もいい。石坂浩二さんや浅丘ルリ子さんも出てほしい」と希望。脱線は続き、麻生太郎財務相、安倍晋三首相、石破茂氏から掛布雅之氏、吉田義男氏、野村克也氏などのレパートリーを披露し「いろんな人にアウトレイジに出てほしい」と思いを明かした。
シリーズを通じてのアウトレイジファン。前作のビヨンド-では、松村がものまねを得意とする出演者の中尾彬(75)から「松村のやる人がいっぱい出てくるから早く見た方がいい」と連絡があったという。松村は「ものまねするなら(得意とする人が多く出演している前作の)ビヨンド。最終章が一番面白い」と言い切った。
また、報道陣から北野監督の事務所独立騒動を聞かれると、再び北野監督になりきり「やっぱりアウトレイジのDVDを売れさすために仕組んだものだったんだけど、ここまで盛り上がると、ものまねするオレでもコメントできない」。続けて「軍団から新事務所に引き抜きたい人は?」と言われると、「本人に聞けないからって、オレに聞くんじゃない」と返して笑わせた。それでも、「騒動で一番バカ野郎は?」という質問には「水道橋博士」と即答していた。