女優の菊川怜（４０）が２３日、テレビ大阪で放送中のアドリブドラマ「役者ダマしい」（月曜深夜１・０５、関西ローカル）の会見を大阪市内で行い、アドリブ演技への意気込みについて「『とくダネ！』（フジテレビ）を５年３カ月やったので、自分でコントロールできる」と話した。

　菊川演じる小料理屋の女将を、客として店を訪れるゲスト俳優が口説く“恋愛ドラマ”がテーマ。筋書きも台本も撮り直しもなく、すべてアドリブで演じなければならない。度胸や対応力が必要だが「『とくダネ！』を５年３カ月やると、いじられたりサプライズがあったり。『もういいや！』となれた。自分でコントロールできるようになった」と、対応力に自信をみせた。

　「度胸がついたのは小倉（智昭）さんのおかげ？」と質問されると、菊川は「小倉さんを立てれば、そういうことになりますけど…」と苦笑いしていた。

　客が店に入るとカメラは回り続けるため「うまくいく時と、どうしていいか分からない時がある」と苦戦も。しかし「深夜時間帯なので逆にワクワクしている。これまで朝の番組で縛りが多く、アレ言っちゃいけないというのがあったが、今回は自由ですから。セクハラみたいなセリフも、深夜なのでまあいいか、となった」と楽しんで演技をしているという。

　全１２話で、今後のゲスト俳優は金子昇（４３）、渡辺いっけい（５５）、マギー（４５）、原田龍二（４７）、ら。