高須院長 「イエス○○!」訴訟 訴え棄却に激おこ「すごく傷ついた」
美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長が、国会での大西健介衆院議員(当時民進)の発言で名誉を傷つけられたとして、民進党と大西氏などに計1千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が23日、東京地裁であった。判決では、名誉毀損に当たらないとして、高須院長側の請求を棄却した。
高須院長は即日控訴した。
大西議員は昨年5月、衆院厚生労働委員会で、美容外科の広告規制に触れ「『イエスまるまる』と連呼するだけのCMなど、非常に陳腐なものが多く、患者が医療機関を選ぶ上で有用でない」と発言した。高須クリニックは「イエス、高須クリニック」のキャッチコピーのCMで知られる。
判決後、高須院長は「全ての民事上の責任を問われないというのは民間人の基本的人権を犯してもよいと言うことかな。僕はすごく傷ついたよ。国会内ではパワハラもセクハラもないのか?」と憤慨ツイート。さらに「自分を楽しんでいますか?イエス高須クリニック!」のキャッチコピーは、「40年前に作った妻の遺産」であり、「短縮型の『yes高須クリニック』ロゴマークとサウンドロゴはその後の僕の作品」だと説明。「陳腐な悪徳美容外科だと印象操作されて悲しく思います」と判決に納得できない心境をつづった。
また、ツイッターで「即日控訴完了なう」と報告している。