泉谷しげる 敬愛した衣笠氏悼む「ああいう人間になりたかった」
歌手の泉谷しげる(69)が24日、都内で自身が総合プロデュースした「がんばっぺ!常総フェスティバル2018」(4月28~5月6日)のPR活動を行い、会見で23日に死去した元プロ野球選手の衣笠祥雄氏に追悼のコメントを送った。
泉谷は衣笠氏とテレビの仕事などで共演したことがあり「あんなヒーローはいないぞ。大好きな人だった。具合が悪いとは聞いていたけど、あんなこと(連続試合出場)できることじゃない。日本人の誇りだ。ああいう強い人が亡くなるなんてショック。信じられない」と突然の訃報に驚きを隠さなかった。さらに「それだけエネルギーを使ってしまったのかな。人間的にも素晴らしい人。ああいう人間になりたかった」と同氏をしのんだ。
同イベントは2015年9月に水害に見舞われた茨城県常総市を泉谷がさだまさし(66)と激励に訪れた縁から、開催が決定した。当時、泉谷が市民と交わした「また帰ってくるからな!」という約束を実現したもので、泉谷はアート展、トークショー、ライブなどのイベントで陣頭指揮を執るという。泉谷は「ライブはデビュー当時のつもりでやる」と意気込んでいるが、「野菜もすごい。米もすごいから買い出しに来てもらいたいんだよな。安くてレベルが高い」と同市の物産を強烈にアピールしていた。