山口達也「普通に仕事をしていたのが情けない」【会見一問一答1】
強制わいせつ容疑で書類送検されたTOKIOの山口達也が26日、都内ホテルで弁護士を伴い会見を行った。14時開始予定から約4分遅れで登場、黒のネクタイに黒スーツ。約30秒、深々と頭を下げた後、弁護士が事件当日の様子などを説明。その後、山口が話を始めた。
【以下、山口の一問一答】
あの、本日は私の起こしてしまった件について個人的なことでお集まりいただきありがとうございます。今先生もおっしゃっていた通り、まだ処分が下っておりません。なので言えることは、少々制限されますが、これだけ世の中を騒がせてしまったこと、被害者の女性、友人、ご家族のため、お怒りの方、あきれている方、心配している方、応援してくれている方のためにも、まず処分が決まる前に私の口から報告させていただくのでよろしくお願いします。
-1月から入院していた?
今年の1月15日ぐらいからちょっとお酒の関係で身体を壊しまして、調子が悪くなったので1カ月入院していた。それで1カ月たって身体も良くなったと、お医者さんに判断いただいて2月12日に退院することになりまして、それで入院時の洋服の片付けであったり、そういうことしなくてはいけなくて、朝しか仕事なかったので、ご飯を買って、退院したし、お酒をちょっと飲もうかなという気になり、部屋を片付けていくうちについ飲み過ぎてしまいまして。
かなりの量を飲んだと思うんですけど、酩酊(めいてい)泥酔というか、そういう状態になりまして、その女性に電話して、電話で話すより家に来て話さないかと。被害者の彼女が友人連れて行っていいかと言うことでいいですよということで、2人で参りまして、時間かなり遅かったようですが…。
-何時ぐらい?
警察の方から聞いているのは20時ぐらい。そこでその時点で申し訳ないというか、未成年と分かっているのに、そんな暗くなる頃呼び出して親御さんも心配するだろうに…。そこからは断片的なんですが、被害者とご友人の方のお話からだと、30分から1時間ぐらい、在宅して席外した時に(女性が)家を出たという経緯です。
(弁護士から「弁護士ですが、冒頭申し上げた通り詳細事実関係ちょっと問題ございますのでご容赦いただきたい」との断りが入る。再び、山口がコメント)
多分、焼酎瓶一本ぐらいは飲んでいたと思われます。捜査中なので詳しいことは申し上げられません、すいません。
-なぜ入院?
疲れていたり仕事が忙しかったので、家にいるより病院で休んだ方がいいよという会社の考えで、病院から仕事に通う形をとっていた。
-女性とはどういうことで知り合った?
以前に何度も、何度もと言っても数えるのは不可能ですけど、何度も会っている女性です。すごく好感もてる方です。
-東京五輪、福島県の仕事などをしていたが?
常にこういう仕事をしているので、意識しなければならないが、ちょっと気が緩んだというか、私1人だけの仕事ではないということが欠けていたと。本当にすみません…。
-アルコールについて。
アルコール、依存的なものはなかったと自分では思っていて。ただ控えなければとは思っていた。
-酩酊状態とは。
お酒の飲む人なら分かるかもしれませんがお店で寝てしまったり、どうやって家に帰ったか分からないと。捜査中でハッキリしたことは言えない。目が覚めたらいなかったので、帰られたんだなと。
-事件から報告まで時間がかかった。
事件当日が2月12日、それで私の所に警察の方から連絡が来たのが3月末。3月末に取り調べが始まって、記憶思い起こすのに、1カ月もたって、内容が内容だけにこういうことありましたと自分でも怖くて、事務所でも誰に相談していいか分からず…。でも3月から4月頭には相談して…。
-どんな思いで仕事?
発覚というか、振り返ると、2月12日にそういうことがあって、知らずに普通に仕事していたってことがすごく情けなくて。その間、彼女はつらい思いを1カ月間して、したくもない話を警察に聞かれ、思い出して苦しむような日々を送っていたと思うと言葉にならないです。本当に申し訳ありません。