山口達也、涙で反省 TOKIO続けたい

 強制わいせつ容疑で警視庁に書類送検されたTOKIO・山口達也(46)が26日、都内のホテルで会見を行った。メンバーへの思いを問われると「またTOKIOとしてやっていけたら」と涙。一方、TOKIOとして務めていた2020年東京五輪・パラリンピックのアンバサダーについては、変更の可能性も浮上していることが明らかになるなど、周辺への影響はさらなる広がりを見せている。

 デビューから23年あまり、ジャニーズの中でも“オンリーワン”の立ち位置を勝ち取ったTOKIO。仲間への思いに話が及ぶと、冒頭から悲痛だった山口の表情が殊更にゆがみ、目からはっきり涙がこぼれ落ちた。

 山口は、かみしめるように「城島茂、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也…」と、メンバーのフルネームを発すると、声を震わせ「というメンバーで、同じ方向を向いて走って参りました」。ただ一人、決して向いてはならない方向を向いてしまった今回の事件を「彼らがどれぐらいつらい思いをしているのかを考えると、どうしていいか分からない」と悔やんだ。

 その上で「怒ってくれるのも、彼らぐらいしかいない年になった」と自戒。「彼らを信じて、もし、待ってくれている場所、席がそこにあるんであれば、またTOKIOとしてやっていけたらなあという…」と、無期限謹慎の後に再びグループに合流したいという思いが口をついた。

 残るメンバー4人は、会見に合わせてコメントを発表。一様に山口を非難し、被害者に謝罪した。とりわけ国分は、レギュラーを務めるTBS系「ビビット」の冒頭、黒スーツに黒ネクタイという姿で、山口の不祥事を真っ先に謝罪。25日にはメンバー5人で番組収録を行いその後山口を除く4人が集められて事情説明を受け、「どんなことがあっても連帯責任。どんな処罰でも自分たちは受けないといけない」と話し合ったことを明かした。

 被害者との示談も成立し、「山口氏にも未来がある」という言葉をもらった。メンバーとの絆も、絶たれてはいない。だからこそ、これ以上の過ちは決して許されない。無期限謹慎といういばらの道は、短くはないはずだ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス