TOKIO 音楽活動休止 紅白絶望的 山口のベースがないと…長瀬「本当に辛い」

 女子高生を自宅に招き、無理やりキスをしようとしたことで書類送検されたTOKIO山口達也(46)が26日に記者会見したのを受け、27日、メンバーの国分太一(43)がTBS系「ビビット」に出演。会見でグループ残留を求めた山口の「甘え」を断罪した。また、会見後に城島茂(47)と共に面会し、本人の直接謝罪を受けたと明かした。一方でグループの音楽活動が休止になることが明らかに。ボーカルの長瀬智也(39)がこの日までに携帯・スマホ専用サイト「Johnnys’web」でライブが出来ないことを謝罪した。

 山口の酒乱による愚かな行為は、グループの音楽も奪った。

 来年迎える25周年へ向けた楽曲制作やツアーをイメージしていた長瀬は「まだ決まってない事もありまして、勝手な発言は許されないかもしれないですが」と前置きした上で、「これからアルバムを制作、ライブに向けて準備を進めようとしている中で非常に残念な報告で胸が苦しい。ライブを待ってくださっている皆様の前で唄うことや演奏ができないことが本当に辛い。申し訳なく思います」。14年以来のツアーを期待していたファンへ音楽活動を休止せざるを得ない状況を詫びた。

 TOKIOは94年9月21日に「LOVE YOU ONLY」でデビュー。NHK「紅白歌合戦」にはジャニーズ最多の24回連続出場中で、14年に夏フェス初参戦もした。

 5人は常に話し合って音楽を作り、山口はベース兼ボーカルとして支えてきた。長瀬は「自分たちが精魂込めて作った楽曲も、ベースの音がなくなったら曲ではなくなってしまいます」と山口なしではTOKIOの音楽を奏でられない思いを語り、「山口にはそれ程の罪を犯してしまったと受け入れてもらい、信頼を取り戻していく他ない」と厳しく責め立てた。

 関係者は「代役や4人だけでやるライブは考えにくい」と音楽継続には協議が必要とした。年内復帰も厳しい無期限謹慎とあって、紅白も絶望的。それでも、長瀬は「またTOKIOのステージを実現するために僕らも事実を受け入れ、また進み続けたい」と言葉を結んでいた。

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