城島、山口のTOKIO“残留希望”拒絶 謝罪会見事前に報告なく「裏切り」
TOKIOのリーダー・城島茂(47)が28日、キャスターを務めるテレビ朝日系「週刊ニュースリーダー」(土曜、前6・00)に生出演し、メンバーの山口達也(46)が女子高生への強制わいせつの疑いで書類送検された件を謝罪した。さらに、会見でTOKIOへの残留を求めた山口を「ありえないですよ」と拒絶。事前に相談がなかったことにも大きな失望を感じていることを明かした。
TOKIOのリーダーとして、30年来の仲間として、山口の甘さが許せなかった。
城島はスーツ姿で番組に登場し、冒頭で「大変ご迷惑をおかけしました」と切り出し、被害者へ謝罪した。努めて冷静に語っていたが、山口の“残留希望”については語気を強めて拒絶した。26日の会見で山口が、「私の席がそこにあるのであれば、またTOKIOとしてやっていけたら」と語ったことに対して、「ありえない。ありえないですよ」ときっぱり。「テレビを通じて、言うことではない」と、厳しい表情を浮かべた。
25日の報道で事件を知るまで、山口から何の相談もなかったことを説明し、「グループのリーダーとして恥ずかしい限りです」と悔いた。さらに「ほかの4人に『こうなりました、申し訳ございません』と言うのが筋。何も言わず、謝罪会見でその気持ちを吐露する。裏切りですよね」とバッサリ。「(ジャニーズJr.時代から)30年連れ添ってきて、筋を通す男だと思っていたが、彼が1番、筋を通していない」と、怒りが収まらなかった。
山口の会見後には国分太一(43)と3人で「ほんのちょっと」顔を合わせた。「涙が枯れ果てたような状況で、憔悴(しょうすい)していた」と様子を明かした。ただ「国分くんに謝罪のようなものをしていたが、僕は一歩ひいて、あきれてました」と、同情は一切なし。「(被害者へ)謝罪の念があれば、『戻ってきたい』なんて、言えないと思う」と突き放した。
27日には国分がTBS系「ビビット」で山口の甘さを断罪したが、城島はさらに強い言葉で山口を責めた形。「正直、この件に関しては、(本人の)自覚がない、何を考えているんだ。何をやっているんだろうな…」と、怒りとさみしさをにじませた。