たけし 通りすがりの柔道部員に100万円 付き人に月給、交代制…神対応の嵐
ビートたけしの付き人を7年務めた芸人・アル北郷が29日、カンテレ(関西テレビ)で放送された「マルコポロリ!」に出演。たけし伝説や神対応を明かした。
たけしが収録しているスタジオに行き、弟子入り志願。すぐに受け入れてくれたという。“地獄のしごき”といわれるダンカンの付き人を2年間務めた後、たけしの付き人になったため「めちゃめちゃ楽でした」と明かす。
たけしの付き人は、(1)2人制 (2)月15日ずつ (3)月給10万円 (4)時折チップがわりのお小遣い…という特有のシステムだった。
たけしはたけし軍団のメンバーを連れ、毎晩飲みにいく。付き人が持つ財布には基本的に現金が200万円入っており、「お店に飲みに行って、なくなったら終わり。クレジットだと使っちゃうから」(北郷)と、一晩で200万円を限度の目安にしており、1カ月で軍団との飲み食いで「○千万円以上」。基本的には現金払いで、領収書も受け取らないのだという。
約20年前には通りすがりの大学の柔道部員に100万円をポンとプレゼントする衝撃の出来事にも遭遇した。
六本木で島田洋七と2軒目の店に歩いて向かっていたたけし。ガタイのいい男が向こうから歩いてきた。「今、(柔道の)大会で(こっちに)来てます」と聞くと、「お前ら食いそうだな~。食え」と100万円を渡したという。
たけしはタクシーに乗れば、どんな近い距離でも1万円を払い、おつりをもらわないことも明かしていた。
高3で弟子入りした松尾伴内も、たけしを待ち伏せして「弟子にしてください」と頼むと、「今から飲みに行くからお前も来いよ」と誘ってもらい、すぐに弟子にしてもらったことを明かしていた。