１月に芸能界からの引退を発表した音楽プロデューサーの小室哲哉氏が６月２７日にこれまでのヒット曲など１００曲を収録したベストアルバムを発売することが１日、分かった。エイベックスのＨＰなどで発表された。ベスト盤には「Ｔ盤」「Ｋ盤」があり、それぞれＣＤ４枚に５０曲ずつ収録され、合計１００曲収録となる予定。レーベルの枠を超えてアーティストが集結し、第一弾発表として、渡辺美里、ｇｌｏｂｅ、ＴＲＦ、ＴＭ　ＮＥＴＷＯＲＫ、篠原涼子、華原朋美、ＡＡＡらの作品収録が発表された。

　この発売を受け、１日に放送されたフジテレビ系「ノンストップ！」では、ｇｌｏｂｅのマーク・パンサーが生出演。思い出の曲としてＴＲＦの「ＥＺ　ＤＯ　ＤＡＮＣＥ」を上げると、小室と一緒に日本全国女性ボーカルを探すツアーを行い、福岡へ行ったときにＫＥＩＫＯと出会った際のエピソードを披露。

　「ぼくがＭＣで、エントリーナンバー３番、山田桂子さんって（紹介して）出て来たら、（ＫＥＩＫＯが）ステージからおっこっちゃった。まだイントロ流れてるうちにはいあがってきて、みんなをなだめて、大丈夫ですと言って歌った曲がＥＺ　ＤＯ　ＤＡＮＣＥだった」と振り返った。

　「すごい思い出。（落ちたのは）緊張したからだと思う。ＫＥＩＫＯは当時、ＯＬさんだったかな。でももうファンがいて。声に一目ぼれした。ＴＫと目が合ってお互い（うんうんと）…」とアイコンタクトで合格を決めたことを明かしていた。