山口「TOKIO辞めます」 辞表をリーダー城島に託す…「答え出せず」と脱退結論は保留

会見に臨むTOKIOの(左から)長瀬智也、国分太一、城島茂、松岡昌宏=都内
TOKIOの会見を待つ報道陣(撮影・西岡正)
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 強制わいせつ罪で書類送検され、起訴猶予処分となったTOKIO・山口達也(46)を除くメンバー4人、城島茂、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也が2日、都内のホテルで会見し、謝罪した。リーダーの城島は、4月30日に5人で話し合った際、山口が「TOKIO辞めます」と辞表を出し、脱退を申し出たことを明かした。5人での話し合いでは結論が出ず、脱退の結論については保留の状態であることを説明した。

 全員黒いスーツに黒いネクタイで登場し、一人ずつ頭を下げ、会見場に入場。リーダーの城島がまず事件を詫び、4人全員で10秒頭を下げた。城島は続けて被害者、その家族への謝罪を述べた。その後、山口を含むメンバー5人で4月30日に集まって話し合いをした時、山口がカバンから辞表を取り出し、城島に託したことを明かした。

 城島は「山口から『TOKIO辞めます』という言葉があった。本人はもともとその決意を固めていたようで、退職願…辞表を取り出して、リーダーである私に託した」と説明した。

 その上で、「その時、『そうか、(TOKIOを)やめてくれ』と決断、言えない私たちがいました。答えがその時出せなかった」と山口の脱退については結論を出せないまま、きょうの謝罪会見に至ったことを明かした。

 事件性のある事案でメンバーが会見するのはジャニーズ史上初めて。

 山口は4月25日に書類送検されたことが明らかになり、26日に1人で会見を開いた。被害女性への謝罪を口にする一方、「もし待ってくれている場所が、私の席がそこにあるのであれば、TOKIOとしてまたやっていけたら」と将来的にはグループに復帰することを希望した。

 山口の復帰願望については城島が28日、テレビ朝日系「週刊ニュースリーダー」(土曜、前6・00)で「ありえない」と拒絶している。

 TOKIOは1994年9月21日、シングル「LOVE YOU ONLY」でCDデビュー。CDデビューから23年、今年9月から25周年イヤーに突入する。

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