TOKIO山口脱退申し入れ 4人に土下座で謝罪「迷惑かかる」と辞表 松岡涙で目真っ赤
強制わいせつ罪で書類送検され、起訴猶予処分となったTOKIO・山口達也(46)を除くメンバー4人、城島茂、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也が2日、都内のホテルで会見し、謝罪した。リーダーの城島は、4月30日に5人で話し合った際、山口が「TOKIO辞めます」と辞表を出し、脱退を申し出たことを明かした。5人での話し合いでは結論が出ず、脱退の結論については保留の状態であることを説明した。
事件後初めて山口を含むメンバー5人で4月30日に集まって話し合いをした時、山口がカバンから辞表を取り出し、城島に託したという。山口はメンバーに土下座して謝罪。「自分がいると迷惑かけるの嫌なんで、やめさせてほしい」と脱退を申し出たという。
松岡は涙で目を真っ赤に充血させ、「何にも返す言葉はなかった。僕らが言う前に、辞表を用意してきたおいう…僕らの気持ちは伝わってたんだな、と…」と懸命に涙をこらえながら話した。
全員黒いスーツに黒いネクタイで登場し、一人ずつ頭を下げ、会見場に入場。リーダーの城島がまず事件を詫び、4人全員で10秒頭を下げた。城島は続けて被害者、その家族への謝罪を述べた。 城島は「山口から『TOKIO辞めます』という言葉があった。本人はもともとその決意を固めていたようで、退職願…辞表を取り出して、リーダーである私に託した」と説明した。
その上で、「その時、『そうか、(TOKIOを)やめてくれ』と決断、言えない私たちがいました。答えがその時出せなかった」と山口の脱退については結論を出せないまま、きょうの謝罪会見に至ったことを明かした。
事件性のある事案でメンバーが会見するのはジャニーズ史上初めて。