長瀬智也、被害者への中傷・特定やめて「心から祈っています」

会見に臨むTOKIOの(左から)長瀬智也、国分太一、城島茂、松岡昌宏=都内
TOKIOの会見を待つ報道陣(撮影・西岡正)
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 人気グループ・TOKIOの山口達也が未成年女性への強制わいせつ容疑で書類送検され、起訴猶予となったことを受け、城島茂、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也の4人が2日、都内のホテルで記者会見を開いた。長瀬は被害者とその家族、自身たちの仕事関係者への謝罪に加え、被害女性を特定するような行動をやめるよう呼びかけた。

 長瀬は各メンバーによる発言の中で、「大人として、一人の男として、このように導くことは決して許されることではありません。被害者の方に純粋な気持ちがあったと思うと胸が苦しいです。なので、被害者の方を責めたり、特定したりするような人が出ない事を心から願っています」とメディアを通じて呼びかけた。

 被害女性はNHK・Eテレの「Rの法則」という番組で共演していたと報じられていることから、ネット上で“被害女性は誰か”という特定を試みる動きや、誹謗中傷が続いている。同番組は公式サイトで「今、番組出演者のSNSアカウントやブログなどに対して、個人を著しく中傷するような心無い書き込みが数多く投稿されています。こうした投稿は出演者たちを深く傷つけ、悲しませるものです。絶対にやめていただくよう強くお願いいたします」と求める異例の呼びかけをしている。

 また、長瀬は「僕らもこの件にちゃんと向き合って、被害者の方とも向き合って、おのおの個人の仕事もあります。今はいただいているお仕事を一生懸命やらせていただきながら、今後の自分たちを考えていこうかと思っている所存です」と思いを語った。

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