ももクロ×デイリー新聞題字対決 高城れに惜敗…五番勝負は1勝1敗に
5月17日に結成10周年を迎えるアイドルグループ・ももいろクローバーZが、創刊70周年のデイリースポーツと対決するアニバーサリー企画「ももクロ×デイリー 炎の五番勝負」。第2弾は、ももクロの“画伯”高城れに(24)とデイリーの見出しやレイアウトを担当する整理部・百瀬啓太デスク(41)が「題字」のアイデアで激突した。両者2案ずつを掲げ、4月26~29日にネット投票。初戦は玉井詩織(22)が釣り対決で先勝しており、ももクロの連勝か、デイリーが意地を見せたのか、果たして-。
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初戦に敗れたデイリーは“看板”をかけた戦いで退路を断つことを決断。阪神タイガースが勝った翌日紙面で伸ばし棒に「とらのしっぽ」がつくことで知られる題字対決を迫った。
ももクロ軍のマネジャー、川上アキラ氏は「イラストなら高城ですよ」とグループ随一の感性の持ち主を指名。ソロ曲「しょこららいおん」の配信ジャケットを書き下ろしたこともある高城画伯が、スケッチブックを抱えて都内のデイリースポーツを“襲撃”した。
メンバー4人のイメージカラーを基調に、クローバーを配したデイリー百瀬デスクに対し、画伯の題字は個性が強め…。制作時間は母をアドバイザーに約30分という。
狙いを聞くと「せっかく企画をいただいたので、自己主張は強めでいこうかな、と。笑顔の題字(D)を描いて、さらに自己主張しようと、乗りに乗ったあげくの作品がこちらの猫(B)です」とニヤリ。ソロコンサートでグッズ化もされているスコティッシュフォールドの愛猫「ぜっちゃん」を前面に押し出した。
これまでプロレス、ゴルフ、サッカーなど、さまざまなバージョンが誕生している題字だが、猫の登場は初めて。百瀬デスクは「頭を殴られた感じ。おっさんの頭では考えつかない」とうなった。
百瀬案をしげしげ見ていた高城画伯が「紫色の範囲、少なくないですか?だいたい、こうなんですよ、基本的に。その結果のこれ(自己主張)なんです!!」と10年間の不満をぶちまけた(?)ところで、タイムアップ。結果はデイリー公式HPでのネット投票に委ねられた。
勝利の女神がほほ笑んだのは、百瀬デスクの“王道ももクロ題字”とも言える「A」。唯一の2000票超えで五番勝負を1勝1敗のタイに戻した(百瀬案2006票、高城案1852票)。
こん身の題字がお蔵入り危機となった高城画伯は「自己主張し過ぎたか…」と消沈。「個人勝負なので、ももクロは一回忘れようと…猫が悪かったのかなぁ…」と首をひねっていた。