TOKIO4人と一問一答 城島、山口は「酒でロケが進まないこともあった」
人気グループ・TOKIOの山口達也が未成年女性への強制わいせつ容疑で書類送検され、起訴猶予となったことを受け、ほかのメンバーである城島茂、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也の4人が2日、都内のホテルで記者会見を開いた。約90分にわたる会見では、4月30日に行ったというメンバー5人での話し合いや、今後について、事件発覚から今までの胸の内について語られた。
以下、メンバー4人との一問一答
(報道陣480人の前で頭を下げる)
城島「TOKIOのメンバー、山口達也が犯した事件におきまして、被害にあわれた方、ご家族の皆さまにTOKIOのメンバーとして、心より深くおわび申し上げます。私たちメンバー全員、深く受け止めております。1人は5人のため、5人は1人のため、そんな思いで23年、メンバー5人で突っ走ってまいりました。多分、今、山口は見ていると思います。この先どうするかは答えは出ていませんが、目の前のできることをしっかりやって、頑張っていくしかないなというのが結論だと思っています」
松岡「ありがたいことに、いろんな仕事継続のお声をいただき、今僕ら4人ができることって何だろうと。辞めるのは簡単。ただ、与えられたことをきちっとやらないといけないのが、プロだと思っています」
長瀬「僕らもこの件にちゃんと向き合って、被害者の方とも向き合って…。個人の仕事もあります。今はいただいているお仕事を一生懸命やらせていただきながら、今後の自分たちを考えていこうと思う所存です」
国分「自分たちもまだ、冷静ではありません。山口自身もかなり憔悴しきった状況です。もし、辞表を受理したとしても僕は山口を見捨てることはできません。彼はこれから被害者の方とどう向き合っていくのか、自分と向き合っていくのか。それをしっかりと見続けないといけない」
-山口の飲酒について注意したことは。
城島「二日酔いで調子悪そうだなということは確かにありました。酒でロケが進まないこともあり、その時は注意しました。本人は『ゴメン』と言っていましたが、自戒の念を込めあえて言わない時もありました。もっとぶつけあって注意してあげればよかった、と悔やむ思いがあります」
-TOKIOとしてどう活動するのがベストか。
松岡「皆さんに見てご判断いただいて、『あぁ、やっぱりTOKIOじゃないね』っていう声が出たら、その時考えたいと思っています。4人でやるのか、なくすのか」
-2月の事件発生から報告がなかったことには。
城島「なんともやるせない気持ちになったのは事実です。付き合いは長いものですから、口調とか雰囲気で、隠蔽をしようとしたという風には私は思いませんでした」
長瀬「(山口が)怖くて言えなかったと言っているのも、報道で耳にしました。そういう精神状態で一緒に仕事をしていて、自分たちがその異変に気づけなかったというのが悔しい思いですね」
国分「これだけ一緒にやっているのに、なぜひと言もなかったのか、本当に悔しい。気づけなかった自分、相談できなかったグループとしての空気。そういうこともあったのかなと、ふがいなく思います」
松岡「事情聴取を受けた時に、事務所なりメンバーなりに言えなかったのか、僕の中でもクエスチョンです。どういう気持ちでテレビに出ていたのかなと。自分が逆の立場だったら、そのメンタルはないです」