タレントの岡田結実が４日、ＴＢＳ系「ビビット」にＶＴＲ出演。父のますだおかだ・岡田圭右と母のタレント・岡田祐佳の離婚について公の場で語る理由を問われ「いろんなことを言われるくらいなら自分で事実を全部話しちゃおうと思った。嘘なく言っちゃったほうが、変なこと書かれないし」と語った。

　去年１１月、あるイベントで「両親に変わりは無い。親として見ている。大好きなまま」と語ったことを番組ＭＣの女優・真矢ミキから「すごい良かった」と言われると、「全然覚えてない。熱くなって言っちゃった」と笑顔。その一方で、「聞かれたことはちゃんと返さなければと思った。両親の教えで、聞かれたことは面と向かって話す。嘘はつかない。そういうことは『ちゃんとしなさい』と言われていた」と、岡田家の教えだったことを明かした。

　幼少時代の悩みについても告白。「学校でお父さんのことをバカにされることもあった。『お前の父ちゃんつまらねえよって』みたいな感じで言われることがあった、小学生の時。父は好きだけど、テレビに出る父は嫌いみたいな感じになっちゃって…」と振り返った。

　父の存在を明かさずにタレント活動を開始。「最初は隠してやっていくつもりだった。本当は自分の力でいきたいのに」と、２世コンプレックスを抱えていたことも明かした。「『ワオ』やってとか振られるんですけど、振られたらやりますみたいな感じ。本当は自分の力でいきたいのに、『２世』『七光り』と言われることも増えたので。やっぱり親の力と言われることも増えたので」と打ち明けた。

　ただ、以前に番組共演した俳優・佐藤浩市が「僕自身も父親（三國連太郎さん）が役者。必ずそれを言われる。ある程度、自分に自信が持てるようになると、そこに抵抗感がなくなる」と、助言されたことで悩みを払しょく。「２世がどうだとかもうどうでもいいから、どんなことがきっかけでもいいから岡田結実を知ってもらおうと思った」と、今の心情を明るく語った。