鈴木紗理奈がTOKIO会見に共感、山口への「愛を感じた」 極楽・山本の例と重ねる
タレントの鈴木紗理奈が6日、TBS系「サンデー・ジャポン」に出演し、TOKIOのメンバーが2日に開いた記者会見に共感した。強制わいせつ容疑で書類送検され、起訴猶予となった山口達也を断罪したり、山口の代わりに謝罪したりした各メンバーの思いと、フジテレビ系バラエティー「めちゃ×2イケてるッ!」で極楽とんぼの山本圭壱が淫行騒動で番組を降板した際の自分たちの思いを重ね合わせていた。
山本は06年に起こした不祥事を受け番組を降板した。鈴木は山口を除くTOKIOのメンバー4人の会見を、自身が「めちゃイケ」で経験したのと同じく、「まわりのメンバーとしての気持ちでTOKIOのメンバーの会見を見ていた」と明かした。自身の場合は、「どういう立場を取ればいいかという時にメンバーは一番厳しい意見を芸能界で言うべきやし、山本さんに対して一番厳しいこと(態度)を取ろうと」という話で他の共演者ともまとまっていたといい、「TOKIOのメンバーが厳しい意見を言う度に愛を感じたというか…。その方が山口くんに手を差し伸べているように感じた」と語った。
結局、山本が番組に復帰するまで10年を要した。「もちろん戻って来てほしい気持ちはあった」とはいえ、被害者の方がいることなので、それは言えない」との葛藤があったという。その裏で、「めちゃイケという番組が1日でも長く続いて、いつかいろんな時代が流れて山本さんが戻ってこれるような番組を終わらせずにいようと。じいちゃん、ばあちゃんになってもやろうぜ、という気持ちで『めちゃイケ』を頑張ってきました」と長寿番組にすべく奮闘していたと振り返った。